カナダで外人してます。アルペンスノーボードが大好物な野麦寺修行僧。日本から強制連行されたインコとイモリとオンタリオ・バリーで暮らしてます。


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カナブン

Author:カナブン
カナダ・バンクーバエリアからオンタリオに引越しました。
日本の友達への近況報告のために書いてます。

◎スノーボード頑張ってます。
◎日本から連れてきたインコと暮らしてます。









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カナダのスノーボードCoiler(コイラー) 製造工程
まいど。






今回はCoilerでのスノーボード製造工程等について書きます。

私の写真ではありませんけど、BOLに貼ってある写真を掲載します。

ソースはhttp://www.bomberonline.com/resources/Bomberfiles/building_coiler.html


私は一度も購入したことないし、外人だし、メールでのやりとりだけのときに

写真撮ってもいいですか?と聞いたんですが、ダメでした。

この人は板も買ってるし、良いお客さんなんでしょうね。

ほぼ全工程の写真撮ってます。

CC_Photos-page-1.jpg

CC_Photos-page-2.jpg

9の工程は今では3次元CNCフライスを使ってますので手作業ではありません。

でも、昔は手作業で木製コア部分の厚み出しをやってたそうです。

CC_Photos-page-3.jpg

多分16くらいの工程は、ソール剤のP-texの端曲げなどしてるんだと思います。

他メーカーはどうなのかはハッキリは知りませんが、Bruceはソールも出来上がりと

同じ形状(ロッカー・キャンバーなど)にしておき、素材の弾性を押さえ、

剥離を防いでいると言ってました。

CC_Photos-page-4.jpg

エッジの金具はKesslerと全く同じものを使ってるようです。

と、言っても各メーカー、結局輸入元は大体同じでオーストリアからだそうです。

因みに切り売りで買うよりも、コイルで買う方がお得で、半額になるそうです。


20~22では、手作業で木製コア部分の厚み修正をしているところです。

今では3次元CNCフライスを使ってるので、それほど誤差は出ませんが

やはり多少は出ます。寸法公差は±0.2mmくらいまでに入れるって言ってました。

CC_Photos-page-5.jpg

30辺りは、木製コア部分にロッカー・キャンバーなどの形状をつけてるんだと思います。

CC_Photos-page-6.jpg

32~34の工程の仕事をしてるときに私は行きました。

CC_Photos-page-7.jpg

チタナールもKesslerと同じって言ってたような。

このチタナールはスノーボード用で特殊なコーティングがしてあるそうで

やはり高価らしく、かつ納期がかなりかかるそうです。

フランスだったかどこだったか忘れましたが、でチタナール自体は製造されるのですが

そこから他の国に送って、コーティングしてから輸出されるそうです。

フィルムが貼ってあるので、貼ってあるうちは触ってもいいんですが

いざ剥がすと触れません。手の油が着くと接着剤がつかなくなるようです。

コーティングも接着剤がうまく着くようにコーティングしてるって言ってました。

CC_Photos-page-8.jpg

45と46に写ってるのは、自家製プレス。エアバッグで加圧するそうです。

他メーカーと違うところは、熱をかけないことです。

熱をかけると接着剤が早く乾くのでコストが安くすむのですが、

熱をかけて冷ますときに問題が発生しやすくなります。

各素材、グラスファイバーやカーボン、P-tex、チタナール、木板、それぞれ

熱をかけたときの膨張率が違います。熱をかけてる時は接着剤も固まってないので

それぞれの素材がバラバラに膨張してもいいのですが、今度冷ます時に

それぞれが違う伸縮率で縮むので、接着剤が効きにくくなります。

なのでCoilerでは熱をかけてないんです。

(熱をかけると逆にその装置にお金がかかるし、板の生産本数も少ないので

熱をかけなくても間に合うんでしょう…推測)

CC_Photos-page-9.jpg

49~51の黒の部分はカーボンで、しろの部分はグラスファイバーです。

カーボンもグラスファイバーも繊維の太さが違うものや、素材が少し違うのも

使い分けてます。


ソース先ではここまでの写真しか掲載されていませんが、ここからトップシートと

デザインシートの熱転写をするわけなんですが、言ってもいいのか分かりませんが

製作本数の3~4割の板は試乗するそうです。


お客さんが乗る前になんてことを…となるのかも知れませんが、デザインを貼る前に

トップシートを既に貼ってあり、黒白の状態で試乗するんです。

そうするとビンディングなどの跡も消えるし、板がちゃんとBruceの思ったような

仕上がりになってるかを前以て確認してくれてると考えるとありがたいことです。

ここでBruceが気に入らないと、厚み修正をしてフレックスを修正するそうです。




Coilerでは全ての板が個人に合わせたカスタムオーダーになるので、

中古で買う場合は何Kgの人用に作ったかどうかを前オーナーに聞かないといけません。

フレックスはBruceの経験から体重別に決められており、自家製のフレックス測定器に

製作した全本数の板をかけて確認しているので、全く同じフレックスの板を3本くれと

言ってもBruceは作れるわけです。


他のメーカーでそれが作れないかと言えば作れるんでしょうけど、木製コア部分も見て分かるように

異なる木を組み合わせて接着剤で圧着してある訳なんですが、同じ種類の木だったら全部一緒かと言えば、

僅かにフレックスの誤差があるわけです。チタナールにしたって、板厚の寸法公差はどうしても

あるので厚みにごく僅かながら差があります。それぞれの材料による板完成後のフレックスに

関わる誤差はいちいち面倒くさくて計算されないし、修正もないでしょうね。

でも、Bruceは生産本数が少ないので、全本数を細かく確認して、フレックス測定器にもかけて

一本一本確実に数値どおりに仕上げていくんです。


オーダーメイドの板は体重の差を気にしなくても乗れるのでいいです。

各ブランドから量産用に作られているものには、一応体重の適応範囲が設定されてますが

体重10Kg違ったら、ターン中の体重から生まれる遠心力は相当違うと思われます。

それが乗り味に大きく関わると思います。

特にレーサーの方にはシビアなトピックなんじゃないでしょうか?

小柄な人も、体重のある方も、自分に合った板選びができるので、乗りやすさは抜群でしょう。

私が乗った板3枚も私の体重にかなり近い数字用に作られていて、乗りやすさの違いは

かなり感じられたのは覚えてます。



またCoilerではカスタムデザインは無料だったような。

結局プリンターでデザインシートを印刷するだけなんだから、することはほぼ同じ。

デザイン変わったくらいで追加料金は取らないって言ってた・・・ような。


板は全てオーダーメイドですが、一応板のラインナップはあります。

http://www.coiler.com/home.html

ちょっぴり面倒くさがりなBruceはまだホームページを更新してません。

これ古いので今とは少し違うので、新しいHPを作成中でもうすぐできると言ってましたが

多分、当分これなんでしょう…笑

ちょっとBruceせかしてみます。もしくは、日本人が興味あるから教えてって言ってるって

言って最新のラインナップ情報を教えてもらうかしてみます。




また、Coilerファンとして、Coilerを日本にも広げれたらなぁとも思ってますので

どなたか購入、又は購入検討の際は翻訳など、お手伝いをできる範囲でしようかなぁとも

思っております。

質問なども本人に私が代わりに聞いてみてもいいです。(質問内容にもよりますが)


気になる価格は、板の種類にもよりますが900ドル~1000ドルくらいからでしょうか。

送料と送付方法は分かりません。これは応相談ですね。

価格交渉は…聞いてみてるのはいいですが、どうなるかは分かりません。

私はお友達になってもらったので、特別価格です♪

(私が購入することにして、その板を回してくれというのはするつもりありません。)




日本へのデモボードは現在検討してもらってる最中。

私が一時帰国することがあったら、その時に聞いてみて、もしかしたら数本持って

帰れるかもしれません。Bruce本人はわりと乗り気でした。

因みにロシアには数本送ってるそうです。




上記内容はうろ覚えなのでもしかしたら間違ってるかも知れませんのでアシカラズ…



以上です。

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ






コメント
ますます欲しくなりますね!
ロシアの動画にコイラーがよく出てきます!早くお金たまらないかな・・・・
[2013/09/05 08:12] URL | blade170 #- [ 編集 ]

To blade170さん
ロシアにはそこそこ買い手がいるようです。
なのでデモボードも送ってるんでしょうね。
日本に売ったことはあるようですが、かなり昔だと言ってました。

私も早くお金貯めてマイコイラー持ちたいです。
[2013/09/06 00:41] URL | カナブン #- [ 編集 ]


凄ぇ∑(゜∀゜)
よくぞ記事にしてくれました。感謝!!

こちら仲間内でもじっくり拝見させて頂きます!v-10
[2013/09/19 06:53] URL | DRAGS-007 #uex3/g4E [ 編集 ]

To どら七さん。
赤の他人様が撮ったのをパクっただけなんですけどね笑

普段お目にかかるものではないので、興味は湧くと思います。
ボクも行って話し聞いてサブイボ連発でしたからね。

ボクが板をCoilerに頼む時は、一部でいいから手伝いたいです。
[2013/09/20 00:21] URL | カナブン #- [ 編集 ]


凄く面白く ためになるレポートでした(^∇^)
[2015/01/31 19:34] URL | ツバサ #- [ 編集 ]


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